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ESG、SDGsの流れ、来てますよ。

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この記事のポイント

・ESG,SDGsという概念は一般的になってきた
・ただし環境リスクがビジネスの将来に及ぼす影響について、危機感を持つ企業は多くない

世界経済フォーラム(ダボス会議)で毎年作成されている「グローバルリスク報告書」というものがあります。
世界経済にとってのリスクにはどのようなものがあるのか、その深刻さと顕在化の可能性などについて分析されています。
原本にリンクを貼っていますが、英語はともかく冒頭数ページの図だけでもご覧ください。

http://www3.weforum.org/docs/WEF_GRR18_Report.pdf

3ページ目の図は、いわゆるリスクマップで、右に行くほど顕在化の可能性が高いもの、上に行くほど影響が大きいものが並んでいます。
したがって右上にあるものほど、影響が大きく可能性が高いということで、対策を急がなければならないリスクと考えられます。
緑色のものが環境問題に関するものですが、「異常気象」、「自然災害」、「気候変動の緩和と適応の失敗」、「人為的な環境災害」、「生物多様性や生態系の喪失」の5つのリスクが見事に右上に揃っています。
大量破壊兵器の使用や伝染病のような突発的な要素が少なく、科学的に高い精度で予想できるものが多いため、右に寄るのは当然かもしれません。それより注目に値するのが、影響が相当な上位に位置しているということです。

世界の経営者が経済について語る場で、環境問題を最優先課題だと考えているということです。
昨年より大国間の経済摩擦のリスクが高まっている、などといった共通認識はあるようですが、環境問題の陰に霞んでいます。

最近は経済系の新聞、ニュース、ビジネス書でESGやSDGsが普通に取り上げられていますので、認識は高まっているのかもしれません。
しかし、「環境問題に取り組んでいます」「環境ビジネスを展開しています」という話はあっても、環境リスクがビジネスの将来に及ぼす影響についてはまだ危機感が薄いような気がします。
今度経営層にプレゼンする機会があったら、是非この報告書を紹介してみてください。

(リバーグループ/メジャーヴィーナス・ジャパン株式会社 シニアコンサルタント・行政書士 堀口昌澄)

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