鉄くず小僧が行く!

鉄くず小僧、建設技術展示館で古代飛鳥・奈良から始まり、現在までの建設の歴史をひも解く。

2019年10月01日

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鉄くず小僧です!

先日、鉄は様々なところから発生するという事を再確認すべく、建設現場について深く知れる「建設技術展示館」へ行って参りました。

この展示場は、建設技術における、生産性向上に関する技術のパネル映像や実物・模型等の展示を中心とした、「見て」「触って」「知れる」展示場となっており、子供から大人まで楽しめる場所となっています。

まず、目に止まったのは、こちらの、“建設技術ヒストリー”。

古代、飛鳥、奈良から始まり、現在までの建設の歴史を紐解く事が出来ます。中でも驚いたのは、私たちの業界では毎日の様に見ている、H型鋼が初めて一つの部材として使われたのは、東京都千代田区霞が関三丁目に有る、霞が関ビルだった事です。

霞が関ビルの完成は、1968年(昭和43年)で、日本で最初となった超高層ビルだそうです。今では、どこを見ても超高層ビルが建ち並ぶ界隈ですが、この霞が関ビルの建設を皮切りに、H型鋼が多用されていったんですね!ちなみに、日本伝統の五重塔からアイデアを得た、柔構造設計が採用され、柔構造にする事で、揺れの周期が長くなり、地震の破壊力を吸収しているそうです!

また、1993年(平成5年)に完成したレインボーブリッジ、1989年(平成元年)に完成した、横浜ベイブリッジ。どちらも鉄が使われていますが、鉄くず小僧の私は、当時、小学生でしたので、どちらが先に開通したのかなんて知る由もありませんでした。

近年では、「あべのハルカス」や「東京駅丸の内駅舎復元」、「バスタ新宿」、「リニア新幹線建設」などと、年々国内だけでも様変わりしていっている事を改めて実感いたしました。また、建設された物は、地象災害や気象災害で破壊されてしまった時代や、歴史があった事も確かです。

ここでは、昨今の災害及び復旧状況なども確認する事も出来ました。災害規模に応じた支援の仕組み、派遣活動のパネル展示も有りましたが、なかなか見る事が出来ない、災害対策用機械車両の実物の展示も有りました。

また、1968年(昭和43年)に開発された、日本で最初の遠隔操作水陸両用ブルドーザーの現物の展示も有りましたが、こちらも迫力満点。常願寺川河口における富山大橋橋脚沈下応急災害工事に対応するため、当時の建設省指導の元、コマツが開発したD125 – 18B型がその第1号で、その後、需要の低迷により1993年に製造中止となったそうです。

ただ、災害が頻発する事によって、こういった災害対策車両が、良い意味で無稼働となる事も願っております。

さて、次なる鉄くずを探しに行って参ります!

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